夢と希望と、あれやこれや。
新しもの好き、面白い物好きが語る、「COMICメテオ」でやりたいことってコレ。
業界いろいろあるけれど、出来るとこから一歩ずつ行こうと思う。
…そう。風穴をあけるのは、思い切りがあれば意外に簡単。
――まず確認なんですけど、この座談会は『「COMICメテオ」が求める新人』というテーマでよいでしょうか?
あゆたん
でも、求めるも何も、そもそもメテオって何って思ってる人のほう多くないですか? どうも、編集あゆです。
醤油
求めるよりもまず貴様の正体を明かすがよい!――みたいな? こんにちは、編集S(以下醤油)です。
メテオたん
ぶっちゃけ、得体が知れないですもんね★ 聞こえる~Twitterのつぶやきが~。見える~匿名掲示板の書き込みが~。
「ジー・モードってなにそれおいしいの? WEBコミックとか最近多すぎ! ステマ乙!」
というわけで、こんにちは~。メテオのアイドル、メテオたんです☆
――ステマは違いますよね……。まぁ、確かに「マンガ界のド新人」としてはまず自己紹介が必要かもしれませんね。
みそ汁
編集M(以下みそ汁)です。
では、「COMIC メテオ」のリーダー・あゆたんに「COMIC メテオ」をずばり一言で説明してもらうところから始めましょう。
――では改めて、「COMIC メテオ」とはどんな媒体ですか?
あゆたん
あゆたんって誰でしたっけ?(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
醤油
メテオはWEB漫画界に彗星のごとく現れた素敵な媒体なんだよ!
メテオたん
★★★<な、なんだってー!
みそ汁
メテオだから彗星というより隕石じゃないかな?
醤油
彗星かと思ったらメテオだった的な。地球に落ちてきた的な。大きいと、地球も真っ二つだよ。
メテオたん 駄目だこの編集部★早く何とかしないと……!
――と、とりあえず、『どんなコミック誌か?』ということを教えてもらっても構いませんか?
あゆたん
「COMIC メテオ」は、今後のエンターテインメントコンテンツが目指す、ひとつの理想系だと思っています。
あゆたん
それにはいくつか理由がありましてー……。
メテオたん
(あれ、意外に真面目に語り始めたのです……★)
あゆたん
まずは漫画を含めた、今の「エンタメコンテンツ」から感じられる「自由さ」。
醤油
ふむふむ。
あゆたん
インターネットがこれだけ発達して、表現の場がすごく広がりましたよね。Pixivしかり、動画系サイトでの生放送しかり。
醤油
「共有する」ことの楽しさって目に見えて重要になって来ましたしな。
あゆたん
表現の幅も広がりましたし、それこそアマチュアの人でも簡単に自分の作品を公開できてしまう。
あゆたん
でもその中でなんと言うか……作家さんの「くすぶっている感」もすごく感じるんです。
あゆたん
表現自体は自由になってきました。気軽に人も見にきてくれる。でも、じゃあそれでいいのか! と(やおら立ち上がるあゆたん)。
あゆたん
もっと個々の作品は面白くなるはずだし、多くの人に見てももらえるはず。……でも個人の力では限界がある。
その背中を押し、サポートしていくのが出版社の役割だと感じています。
あゆたん
そんな今のエンタメコンテンツ界の「くすぶっている」の一歩先を行きたいと思っています。
あゆたん
それが「メテオ」の理念です。
――果たす「役割」で差別化していくということですか?
みそ汁
そう、出版社の役割って変わってきたよね。ここ5年で劇的に変わった。
醤油
出版社、というか、編集部、というか?
あゆたん
裏サンデーの編集さんが以前、Twitterで言ってたじゃないですか。
みそ汁
作家と編集者の対立みたいなものを煽る人にとっては編集者が悪だって言うこと?
醤油
編集者不要論? それが合っているかどうかはともかく。ただこのままだと、ぶっちゃけほんとに「編集部ってなくてもいいんじゃない?」ってなるとは思うよ。
醤油
読者としては面白い漫画が読めればいいわけでさ。「出版社」間に挟む必要は無い。
あゆたん
編集者不要論に我々は反論はできないし、する意味も無いですからね。
あゆたん しかし我々が編集として存在するなら、作家さん個人の力を上回るサポートをしていかなきゃいけないのは間違いない。
――そこで「メテオ」が何ができるかというのがポイントですね?
あゆたん
そうそう
醤油
漫画を自力で出せる人達がいて、じゃあ編集部の役割って何よ、ってことか。
あゆたん
編集部の役割って、いくつかあると思ってまして……。
あゆたん
まずは作品作りのサポート。上記の「もっと面白いものができるはず」という思いのサポート。
漫画編集者として、ある意味わかりやすいところだと思う。「作品を面白くするためのサポート」。これは昔から変わらないし変わっちゃいけない。
醤油
他には?
あゆたん
もう一つの役割は、「作品を広げる」ということ。
醤油
個人で発信できちゃえば、編集部や出版社はいらないって話じゃなかった?
みそ汁
実際、ネットの発展で、個人でそれをやってきている人もいるわけで。
あゆたん
ただ個人だと限界はあるからね。自由にできる分、むしろよりやらなくちゃいけないことは多くなっているわけで。
あゆたん
それに、その力――広げる能力は、必ずしも面白い漫画を作る能力とは別。広げる力には限界を感じる人のほうが多いと思う。
あゆたん
結局のところ、個人で限界を感じる部分をどれだけサポできるか
みそ汁
表現の幅が増えすぎちゃって、逆に作家さんがより迷路に迷い込みやすくなった感はあるのかもね。
醤油
読み手を広げ、プラットフォームを拡大し、あるいはアニメ化したりゲーム化したり映画化したりと、多くの人に知ってもらうためのサポート、ができるってことか……。
あゆたん
それが「広げるサポート」で、編集部の役割として重要なところだと思うよ。
メテオたん
編集部、生き残りに必死だな☆
あゆたん
必死だよ!! でもそれ以上に、もっと楽しい作品読みてえんだよ!
メテオたん
メテオは読むだけだから楽チン☆
あゆたん
それから最後にもうひとつ。「有望な才能の発見・発掘」☆
醤油
自分の好きな作品に、巡り合える確率って相当低いからなぁ……。多すぎて砂漠に落ちた砂を探す勢い。
みそ汁
うん。作品も乱立してて、旬もすごく短くなってる。
メテオたん
たった今上がってきたメテオちゃん特選調査隊のデータによると、1カ月に出る新刊漫画単行本の数は約1万点です☆
同人誌やネット漫画も含めたらそれこそ星の数ほどありますね☆
あゆたん
ひろーーーーい荒野の中で才能のある人、今後伸びる人を見つける。これはとても重要。
あゆたん
だからメテオは新人さんの作品公開に積極的でありたいです。
みそ汁
三国志のゲーム思い出すわ。「在野の武将を探す」って、コマンドw
メテオたん
つまりこういうことです☆ 「編集はプロデューサーたるべき(キリッ)」
あゆたん
キリッ
みそ汁
キリッ
醤油
キリッ!
――具体的にはどんなコミック誌になるんでしょうか?
醤油
確かに具体的にどんな漫画誌かがわからんw 今の感じだとサポートとかプロデュースする漫画誌に見える。アイマス?
あゆたん
対象年齢とかになると急にベタな感じになるんだけど。
みそ汁
ベタかもだけど、漫画を描くにあたってはすごく重要だからね。ターゲットは言っとこう。
あゆたん
じゃあ具体的には「メインターゲットは10代後半~30代前半」、「今のWEBコンテンツの広がりに興味のある層」。
あゆたん
そこから年齢上下幅は広げて行きたいし、男女に関しても、どちらもターゲットにしていきたい。なので、いま女性向けも準備中ですwww
あゆたん
言っちゃっていいすよね?
醤油
いきなり女性向けコミック誌の話にもなったw 女性向けも募集中! で、メテオには無いの?
雑誌みたいなテーマっぽいの。「非日常系●●」とか「努力・友情・●●」とか。あとメインジャンルとか。
あゆたん
ジャンルはフリーオールフリー! ジャンル縛りはダメ、絶対。
メテオたん
お、そこんとこkwskです☆ ジャンル縛りのほうが分かりやすくないですかあ?
あゆたん
ジャンル縛りを入れてしまうと、それだけで間口が狭くなっちゃう。作品ごとにジャンルはあるべきだと思うけど、WEBでやる以上、それは設けたくない。
設けてるWEBコミックはもぐりじゃない?
誰でも見れるのにジャンル絞ってどうすんの?って考え。
メテオたん
もぐりキタ━(☆∀☆)━!
あゆたん
WEBコミック誌ってポータルサイトみたいなもんだよね。Yahoo!だってみんな見るでしょ。そこから情報拡散するわけで。極論だけどw
あゆたん
てゆーかジャンル縛りしてるWEBコミック誌ってあるの?
醤油
ジャンルというか、実際、もともと雑誌からのWEB流れだとそうなっちゃうのでは? 雑誌だと、「テーマ縛り(ある意味ジャンル分け)」しないと、成り立たないだろうから。雑誌由来だと引っ張られるんだろうね。
メテオたん
じゃあ、キャッチが漫画界のド新人というところで、新しいことに挑みたい人のためのWEBコミック誌とかどうです☆
あゆたん
だね。くすぶっているけど、果敢に挑戦したい人、そういう人をサポートしていく雑誌ですよ。雑誌じゃないけどね。
醤油
漫画誌じゃないんかい。
あゆたん
漫画誌じゃねーよ。
――え、つまりジャンルはなんでもありですか?
醤油
「ターゲットに受け入れられるジャンル」ならなんでもありだよなー。
あゆたん
ありあり。WEBコミックだからまとまりとしてのジャンルは考えないほうがいいですよ。ターゲット層に届くなら何でもOK。
醤油
読者を見る方向で。読んでくれる人に向けて向いていれば。
メテオたん
「メテオ」のことだいたいわかりました!☆
――先程「作品作りのサポート」「作品を広げていくサポート」「有望な才能の発見・発掘」という話がありましたが、具体的にはどんなことでしょうか?
あゆたん
具体的に「メテオ」がどうやって作品を広げていけるのか……。
あゆたん
会社がジー・モードなんですよ!
あゆたん
以上!
醤油
ちょ! もう少し説明を!
醤油
ゲームもやってるんですよ! グループ会社にAIC(アニメ会社)がいるんですよ!
醤油
以上!
みそ汁
ええええええ。わっかんねーよ……。
――ジー・モードについてもう少し説明を……。
メテオたん
ジー・モードはケータイのゲームを作っているよ☆彡 だいたいみんなが想像するモ●ゲーみたいなのだよ☆彡
みそ汁
赤裸々だな! まあ、なんとなく思い当たるだろうけどな!
あゆたん
ではそんなゲーム会社がなぜコミックを始めるのか!?
メテオたん
さらならるエンタメを宇宙に生み出すためとか☆
あゆたん
どの出版社のさんもくすぶってると思うんです。この作品をアニメ化したい、ゲーム化したい、と。
あゆたん
少なくとも自分はそうでした……。
みそ汁
アニメ化、ゲーム化しなくても、面白いものは面白いから売れるってのは、今の時代はナンセンスなんだよね。
醤油
さっきも話に上がったけれど、今ではプロもアマも、そりゃもう楽しめるコンテンツは腐るほどある。ありすぎる。その中から輝くのは何かしらのプロモーションをしないと外に出られない。
醤油
面白くても、知られなくてひっそりとしている作品なんて、じつはそれも大量にあると思う。
醤油
面白くても、知られないと売れないんだよ……!
みそ汁
しかし、一人の読者の力を借りて口コミで広がるなんて偶発的なことを待っているより、自分たちで仕掛けていく、攻撃的な姿勢が必要。
あゆたん
面白いものを作るのは当然なんです。そこからどう仕掛けていけるかが重要で、編集部の腕の見せどころ!
みそ汁
それこそ、作家に対して我々ができることなんだよねー。
あゆたん
そこでジー・モードなんです!
メテオたん
(この人たち、なんか流れるように言い出してキモいです☆)
あゆたん
ジー・モードはゲーム会社です。もちろん、ゲームとコミックで「作り方」は全然違うんだけど、「作品を広げる方法」については、出版社では思いつかないようなノウハウがある。
あゆたん
……そのノウハウについては今後の「メテオ」にご期待を……w
メテオたん
肩透かし★
あゆたん
まあ待て。じゃあ、作家さんにとってわかりやすいところだと……。ゲーム会社なので、コミックのゲーム化、ゲームのコミック化がスムーズにできる。
みそ汁
あと、AICというアニメ会社がグループ内にあるから、コミック×ゲーム×アニメという構図がシンプルに描ける。
あゆたん
例えば、今回発表した「片翼のクロノスギア」。これはまさにコミック×アニメ×ゲームのひとつの形ですよね。
あゆたん
「スカイガレオン」や「フライハイト」のコミカライズ企画も進んでいますし、他にも水面下で色々と……。このへんは続報をお待ちください。
醤油
あとまあ、そっから、「新人賞大賞の副賞がアニメ化とゲーム化」だもんね。
メテオたん
夏にグループ会社全部が引っ越して、ひとつの建物に入るんだって☆ 新社屋では、コミック、ゲーム、アニメの部署が、だだっ広いフロアで一緒☆
他の出版社には絶対にできない「スピード感」でシューティングスターですよ☆彡
あっ! メテオの席は、自動販売機の隣にしといてください☆
――つまり「メテオ」は迅速で幅広いメディアミックス展開ができるWEBコミック誌ということですか?
あゆたん
社長自ら「良いコンテンツを大事に育ていきたい」って言ってくれてるんだよね
みそ汁
作家さんは、一人ひとり、その人にしか描けない世界を持っている大事なパートナーなんだから、大切にして、コンテンツを育てたいよ!
あゆたん
コンテンツをはぐくみ、いろんな形で広げていきます。
醤油
あ、あと会社全体がやる気。攻め気なのはいいと思う。面白いもの作ろず! という気風。……というか社風?
メテオたん
意気込みはだいたい分かった☆<某ライダーディ●イド☆
あゆたん
「メテオ」の意味は、輝く☆のような作品を流星のようにスピード感をもって届ける。です!
――創刊と同時に新人賞も開催するとお聞きしましたが、どんな新人賞なのでしょうか?
醤油
「一緒にひろげようず! しかもなるべく早く!」 「なので大賞をとった人は、アニメ化とゲーム化をします」。わかりやすい。
あゆたん
まじめに言うと、業界騒然・前代未聞
あゆたん
新人賞大賞はゲーム化・アニメ化確約!!
あゆたん
これはさっきも言ったグループの話に繋がるんですけど……。
メテオたん
まじめに言っても、あんま変わらなかったです★ 詳しくはこっちのページを見てね☆
あゆたん
……経緯を話すと面白いと思うので経緯を話します。
あゆたん
ひと口に新人賞、と言っても、やっぱり新人さんが興味を持ってくれ
かつメテオを体現する新人賞にしたいなーと漠然と考えていたのですが忙しかったので、
あゆたん
「ドリームなもの作ってくれ!!」 と新人賞担当に丸投げてみた。
あゆたん
そしたらほんとに夢いっぱいなものが出てきたwww
メテオたん
【ここで新人賞担当がツボを作る写真をイメージ☆】
あゆたん
いきなりウリが「ゲーム化・アニメ化確約!」ですよ。バカなw
みそ汁
向こう見ずというか、夢はでっかくというか。素敵よ、新人賞担当さん!
あゆたん
でも面白かったし、「メテオ」のやりたいことを端的に表現してたから
「よしわかった!」と言って、桑原取締役にプレゼンしてみたわけです。
醤油
投げやりだな!
あゆたん
そしたら「面白いねwwwやろうよwwww」って返事が返ってきたww
メテオたん
【ここで桑原取締役が机をガタッ! のAAをイメージ☆】
――だって、アニメ会社がグループにあってゲーム会社なんですよ。せっかくやるなら会社を巻き込もうと思ったんですよね……。
醤油
新人賞担当ってお前かい! さり気なく入ってきたな……。
あゆたん
そしてそこから桑原取締役の世界が広がっていき……。
あゆたん
「コミカライズ部門もやろうよ!!ww」
あゆたん
「制作部との調整は任せて!!!」
あゆたん
「OKとれたよ!!」
あゆたん
「イラスト部門も作ろう! テーマは『スカイガレオン』!!!」
あゆたん
「制作部との調整は任せて!!!」
あゆたん
「OKとれたよ!!」
醤油
この間、わずか半日の出来事である。……ちなみに実話です。
――まさかその日一日でほとんど決まるとは思ってませんでした。
みそ汁
その日のうちにゲームチームの人と詳細を詰めることに。イラスト部門は、実際かかわるゲーム制作チームの生の声でできてます。
みそ汁
まさにスピード感。超特急で練り上げられた、メテオならではの新人賞になってるんだな~。
醤油 できちゃうのが面白いよね。
あゆたん
そんなわけでこんな前代未聞の賞ができちゃいました。
醤油
お祭り舞台は思いの外でっかくできて、あとはそこに作家さんが乗ってくれるのを願うのみ!
あゆたん 特別審査員の真田ジューイチ先生に話したら、「な……に……? 俺が出します!!!」
みそ汁
そうなるよね。アニメ化・ゲーム化だもの。
――オリジナルの漫画を描きたい人はコミック部門。作品の設定を使って漫画を描きたい人はコミカライズ部門。絵でデビューしたい人はイラスト部門。……幅広いデビューができる新人賞ですね。
あゆたん
wwwwwww
あゆたん
すばらしい説明ですね。インタビュワーおつw
――プロ、アマ問わないので、皆さん是非来てください! 夢を持つクリエイターが集ってくれる新人賞になるといいなと思っています。編集部は、例えばどんな新人さんに来てもらいたいですか?
醤油
楽しい漫画を読んでもらいたい! 俺の萌えを見よ! という攻めの姿勢の人。で締め切りを守る人w
みそ汁
武器があるかないか、かな。
メテオたん
武器ってなんですか☆ メテオの武器は…なんだろ☆
あゆたん
目を引く展開や絵がひとつでもあればいいよね
醤油
個性つか、自分のウリ……? つまりそれが武器か。
あゆたん
うん。それは絵かもしれないしストーリーかもしれない。完璧じゃないのなんて当たり前なので、何かひとつでも個性を見せてほしい。
みそ汁
全部平均点より、なにかしら、「おっ」と目を引くものがひとつあるといい。自分の武器を見つけてほしい。
メテオたん
常識を破ろうとする意思が見え隠れする作品は好きです☆ メテオは☆
――それって結局、冒頭の「メテオ」の話に繋がってくるんですね。
醤油
武器を一緒に探したり、研いだり、作ったりするのを手伝うのもの編集部の仕事だな。
みそ汁
「すいません、自分の武器、バトルアックスなんス……」って人が来ても受け止めるよ!!!
あゆたん
ターゲットを意識して、というと少し硬いかもしれないけれど「こういう人たちに見せたい!!」という思いは伝えてほしいかな。
みそ汁
そうなー、描いている漫画の向こう側に読み手がいるのを意識してほしいって感じかな。最初は難しいけどね。
醤油
ああ、あと「待て、君にはクロスボウが向いているかもしれん!」と渡してみるのも編集部の仕事か。
みそ汁
できればバトルアックスを強化してあげたいなあ。
醤油
体とアックスを鍛えてもよし。意外とナイフが似合う人もいるかもだし、世の中はスピアを求めてるかもしれないぞ。
あゆたん
武器がわかればターゲットもわかる。その逆もしかりで。バトルアックスでキャベツ刻む人はいないでしょう。
みそ汁
おまいら、わかりにくいぞ!
あゆたん
ああ。バトルアックスの意外な使い道もあるかもしれないしな。もしかしたらキャベツ刻めるのかもしれない。
醤油
武器が無い、わかんない人はとりあえず、自分の道具袋を広げる勢いで来い!
醤油
もうなんなら全裸でも可!(才能的な意味で!)
みそ汁
自分の武器がわかんない人とは一緒に考えたいね。一人で作っていると毎作品同じになってしまうんだけど、ちょっとお話したら劇的に変わることがある。
みそ汁
それが見たいんだよー。
醤油
見たいなあ。
醤油
「俺の武器、バトルアックスだったんだ……!」となる瞬間がすごく美しい。
――とりあえず、どんな新人でも受け入れる度量がある新人賞なので、気になった人はどんどん応募してきてください。
あゆたん
あとは、佳作や銀賞以上の作品は掲載します!
あゆたん
これもWEBコミックならでは。
あゆたん
ページ数などの制限はないし、面白いものはどんどん載せていきたい。本数制限無し。
醤油
すぐやる。
醤油
すぐやる課。
あゆたん
ハードルは低く、見返りは大きく、な賞なのでふるってご応募ください!!
みそ汁
必ず、評価シートもつけるし。評価の内容がわからないときは聞いてくれれば、説明する!
――もちろん持ち込みも歓迎です!
醤油
電話してねv
メテオたん
編集部、生き残りに必死だな☆!
あゆたん
だから必死だよ!! でもそれ以上に、もっと楽しい作品読みてえ(以下ループ☆)
――ループになっちゃいましたが、こういう話しでしたっけ? 裏話多くないですか?
醤油
裏でもないんじゃないか?
あゆたん
これを裏と言うならみんな裏か。
――じゃあコレでいきますね。
メテオたん
…………ほあ★ ……メテオ寝てませんし★
メテオたん
でもジッサイのところ話が長すぎて、メテオ眠くなってきたのです☆ みんな読んでくれてありがとです☆
――ありがとうございました。
(2012年4月某日編集部にて)