お久しぶりにやってきました、この企画!
その名も~「まんが家の本棚」!
今回は最終回を迎え、コミックス1~5巻好評発売中の
「変則系クアドラングル」万丈梓先生に担当Sが突撃です★
唐突に始まり、ぐんぐん進んでいきますよ!
さっそくですが、万丈先生の本棚をチェケラ~!
(万丈)
「場所とお金がなかったので本棚自体あまり持っておらず、
持っている漫画は半分以上本棚に入れられていません…!
なので、今回は1~3巻程度だけ寄せ集めて即席本棚にしています。」
なんと即席本棚!ありがとうございます!
担当Sも最初の方の巻は本棚収納、それ以降は床に直置きスタイルです(笑)
(万丈)
「ジャンプやサンデー系の長期連載ものは他の場所にあります。
自分はあまり恋愛ものは読まないと思いこんでいたんですが、
今回整理していたら、思ったよりラブコメがたくさんありました(笑)」
ふむふむ、ちなみに万丈先生オススメのラブコメはありますか?
(万丈)
「『ボーイスカート』(篠原知宏/集英社刊)がオススメです!
『男の娘』ものなんですが、とにかく本当にときめく可愛いラブコメで、
とっても好きです!」
おや、こちらは……?
(万丈)
「場所がないと言いつつ、広江礼威先生の専用スペースがあります…!もはや聖域になりつつある……。
『BLACK LAGOON』(広江礼威/小学館刊)は、
出会って自分の内面が大きく変わった作品なので、思い入れが強いです。
4月からの新作アニメも楽しみです…!」
どちらかというと、
剣と魔法などのファンタジーな世界観がお好きだった万丈先生が
アングラな世界観や悪役のかっこよさを楽しめるようになったきっかけが
この「BLACK LAGOON」(広江礼威/小学館刊)のようです!
そして新作アニメとは「Re:CREATORS」のことですね。
4月から始まるアニメには、COMICメテオで連載中の「恋愛暴君」もありますので、
こちらもよろしくお願いいたします……!
(万丈)
「ここは主に小説と画集や設定資料集、大判の漫画、
あとは入り切らなかった技法書などの棚です。
ラノベ以外の小説は思いっきり作家買いをするので、同じ作家さんの作品ばかりあります。」
松岡圭祐さん(「万能鑑定士Qの事件簿」/角川書店刊)
誉田哲也さん(「ストロベリーナイト」/光文社刊)
湊かなえさん(「告白」/双葉社刊)が大好きとのこと!
また小説と漫画では、好きなジャンルが正反対の万丈先生。
ミステリーは小説で、コメディは漫画で摂取!
「小説では騙されたい願望が強いのかも!」との衝撃発言もいただきました……!
(万丈)
「漫画の知識や技術は全部独学なので、
下段にある『コミッカーズ』(美術出版社刊)という雑誌には
本当にお世話になりました。」
「変則系クアドラングル」が初めての連載だった万丈先生。
1話と21話を比べると……ぐんぐん画力が上がっています!すごい!
地道な努力から、あの素敵な原稿が生み出されていたのですね。
(手を合わせて21話を拝む)
お次は、万丈先生の作業机に突撃!
(万丈)
「フルデジタルなので、ここにある道具だけで漫画を描いています。
液タブはWACOMさんから出ている一番小さいサイズのものです。
ショートカットキーを覚えるのが苦手なので、
液タブの下にあるタブメイトコントローラーは本当に重宝しています。」
PCの横には……?
「クアドラングル」第1話で心を奪われた方も多いはず!
千野さんの超絶可愛いシーンが……!
(万丈)
「『1話のこの千野さんが一番かわいい』と当時の担当さんに言われたので、
これを超えるべく頑張るぞ!という気持ちもこめて
すぐ目に付くところに貼ってあります。
1話ではどんな風に描いていたかの作画資料でもあります。」
(万丈)
「でも、自分の単行本が出るとそれを参考資料にしたほうが便利だなと(笑)
連載してみて初めて気づきました。
右側には技法書やデジタル背景素材集などを置いています。
蝶やお花の置物は読者さんから頂いたものです。」
そして……なんだか気になるお写真も!
(万丈)
「撮影のために片付けをしていたら、
昔読んでいた『なかよし』(講談社刊)の付録を発見しました…!
世代がモロバレですが(笑、ものすごく懐かしいです。
恋愛を描いていてもすぐファンタジーを入れたがるのは、
絶対になかよしっ子だったからですね(笑)」
「カードキャプターさくら」(CLAMP/講談社刊)懐かしい!
今は新章もスタートして、あの頃のわくわくが蘇っていますよね!私もハマっていました!
そして……なにかとても存在感を放っているものがあるのですが……。
(万丈)
「下の方にあるのは、毎年夏に付録としてついてきたホラー漫画小冊子です。
いい話系から『これを何故少女漫画誌に載せようと思ったのか』みたいなのまで、
これ付録でいいの?と思うぐらいのクオリティーの作品ばかりです。
怖いのが嫌いなはずだったのに大事にとってあるあたり、よほど面白かったのだと思います。」
(捨てても何かの呪いで戻ってきそうな気がして捨てられなかったというのもあります笑)
少女漫画についているホラー漫画小冊子は
本当にクオリティーが高くて、私はわりとトラウマになっています(笑)
みんなで読んでいる時は楽しいのですが、ふとひとりになった瞬間の背筋が凍る感じ……。
……うん。思い出すのはやめましょう!
さて、本棚~作業机、そして懐かしいお話まで、
万丈先生いろいろと興味深いお話をありがとうございました!
そろそろご自宅訪問(ではなく「まんが家の本棚」ですが)の終わりの時間が近付いてきましたが、
読者の方に何かメッセージいただけたりしますか?(突然)
(万丈)
「約2年間、『変則系クアドラングル』を読んでいただきありがとうございました!
早く次回作も読んで頂けるように、頑張ります!」
突然の無茶ぶりなのに、完ぺきなコメントをありがとうございます……!
そして「変則系クアドラングル」連載、最後まで本当にお疲れ様でした。
次回作もお待ちしております!
■万丈梓■
「COMICメテオ」にて「変則系クアドラングル」を連載。
コミックス全5巻好評発売中。
現在、完結を記念してコミックス1~2巻たっぷり無料読み実施中★
こちらから→https://comic-meteor.jp/hensokukei/
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